一眼レフのレンズは互換性があります。カメラ本体が故障してしまっても、レンズは使い続けることが可能です。
いかにしてレンズを保護するか。レンズを保護することで、一眼レフと長いつきあいが可能になります。
ポイント1 接触対策
カメラ本体に比べてレンズは衝撃に敏感です。
1.
レンズカバー
レンズカバーは必需品。レンズ表面を守ります。
レンズカバー内側が汚れると、撮影後にキャップをしたあとでレンズに埃が付いてしまうのです。
2.
チャック式の小さいポリ袋
薬や料理用にも使えるチャック式の小さいポリ袋を用意しておくと便利です。
撮影中は、レンズカバーを袋に収納して閉じておきます。
3.
レンズフィルター
レンズカバー以外に、
レンズ用保護フィルターにもレンズをを保護できます。それだけでなく、様々なフィルターによって、撮影に様々な特別効果などを加えます。例えば、遠くの山などが見た目よりはっきり写らないことがありますので、
紫外線カットUVフィルターを使って、紫外線をカットして、景色をはっきりさせます。しかも、装着しても色再現に影響はなく、また露出量も下がりません。
ポイント2 湿気対策
自宅での保存には、プラスチックケースなどに収納しておきましょう。専用のカメラケースを最初から用意する必要はありません。
埃が侵入しないようにフタつきのケースを使用しましょう。100円ショップで売られている品でも充分間に合います。
1. 保護シート
カメラ本体やレンズの周囲を保護するとめに、ケースは少し大きめにして、梱包材などをケース内に敷いておくと安心です。
2. 乾燥剤
小さめの乾燥剤を入れておきましょう。一般的な乾燥剤、除湿剤で大丈夫です。
3. 防カビ剤
カメラ内部にカビが生えてしまうと掃除が大変です。精密機械なので、奥のほうに生えてしまったカビは除去不可能なことも少なくありません。とにかく予防が大切です。
セットになっている「除湿剤防カビ剤」も販売されています。
ポイント3 湿度計
可能であればカメラを収納するケースに湿度計を入れましょう。湿度50%台以下に維持して管理すると、カメラ本体とレンズへのカビ防止につながります。温度計湿度計が一つになっているものだと便利です。
初心者のうちはレンズカバーを大切にすることです。レンズはブロアーや専用クロスでお手入れしましょう。慣れてきたら、レンズ保護用フィルターを検討しましょう。保護フィルターを装着したまま撮影ができるので、さらにレンズ保護が強化されます。