そんな状況で必要なのが手袋ですが、有りそうで以外と無いのが撮影に適した手袋。最近のAFカメラは指先で操作する小さなダイヤルとかボタンが多く、普通の手袋をしたままだと撮影困難なため手袋無しで撮影するハメになります。もし撮影用手袋があればいいと思いますが、その時に本当にそれを見つけました。
最初に見つけたのが毛糸のカメラ手袋。指先が可動式の袋状になっていて、必要なときには5本の指先すべてを出すことが出来ます。これで一度真冬の日の出撮影に出掛けたことがありますが、手袋も無い状態からすれば遥かに暖かく、結構役に立ちました。しかし毛糸製であることから保温性には限界があり、加えて指先の露出部が大きく比較的短時間で指先が寒くなります。もうひとつの欠点が親指を覆うカバーが無い事で、一旦親指が冷えてしまうととても辛いものがあります。


次に見つけたのが釣具店にある手袋。ネオプレーンという伸縮性のあるゴムとビニールの合の子の様な素材で、指先三本(親指、人指し指、中指)を最初から切り落としてある物と、指袋の途中に穴が明いていて必要に応じて出せる物と二通りありました。しかしこれは買いませんでした。素材が耐水性を重視した物のようであまり保温性が有るように思えなかったことと、指先をカバー出来ないタイプでは指先が冷たくなってしまいます。途中に穴の明いているタイプの穴の部分にはカバーが無く、そこから水や冷気の侵入が有りそうだったからです。
最後に見つけた物が登山洋品店にあった手袋。素材はフリースで、手のひらには本革のあて革が縫われています。親指、人指し指、中指の三本はスリットから指先を出すことが出来るようになっています。このカメラグローブ、使ってみると実に優れ物で、厳寒地に行かなければ保温性は問題ありません。
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